コラムColumn

認定アドバイザーリレートーク 小山久美子さん

 

小山 久美子写真

アトリエブリステーブル主催小山 久美子さん

 

 

イタリア料理研究家・イタリアワインソムリエの小山久美子です。

南麻布の自宅でイタリア料理とワインの教室「アトリエ ブリステーブル」を

主宰するようになり、5年目になりました。

この仕事をしているうちに、人間の体というのは食べ物からできていることを

つくづく実感するようになりました。

滑らかなお肌やつやのある髪の毛、ハリのあるバストといった美しい外見を

作ってくれるのは食べ物です。また、美しさは健康なくして成り立ちません。

健康な体も美しさも若さも、その基になるのは食事。せっかく料理を教えているのなら、

美味しさだけでなく体にいい料理を追及したいという思いから、

ご縁あって一社)日本アンチエイジング・ダイエット協会で勉強させていただき、

おかげさまで第一期生としてアドバイザーとなることができました。

今後は協会で学んだ知識を活かし、「美味しくて簡単、そして体にいい」

お料理を教えていきたいと考えています。

教室のレッスンの内容は月替わりなのですが、メニューを立てるときに

一番意識しているのが「旬」です。旬の食材は栄養素が豊富で、

かつ、その時期に体が必要としている栄養が含まれています。

また、旨みも凝縮していて味も濃く、体にいいだけでなく味の面でも優れています。

たとえば、これからの時期だとアスパラガス。アスパラガスの旬は5月から6月。

名前の由来であり、穂先に多く含まれているアスパラギン酸はアミノ酸の一種で、

新陳代謝を促し疲労回復や体力向上に役立つことで知られています。

他にも毛細血管を丈夫にするルチンが含まれていて、動脈硬化の予防にもおススメの食材です。

イタリアでもアスパラガスはよく使われる食材です。グリーンアスパラガスだけでなく、

ホワイトアスパラガスも食べられています。

実はホワイトアスパラガスはヴェネト州の名産。

くたくたにゆでたホワイトアスパラガスにとろとろの卵のソースをかけていただくのがヴェネト流。

卵の黄色が春らしい明るい雰囲気で楽しく、ホワイトアスパラガスが出てくると毎年必ず作る料理です。

グリーンアスパラガスはサラダにしたり、リゾッ

トにしたり。たくさんのグリーンアスパラガスを

入れたリゾットはみずみずしい緑色が目にも鮮やかなお料理です。

仕上げにパルミジャーノ・レッジャーノというチーズをすりおろして混ぜこむので、

不足しがちなカルシウムも補うことができます。

イタリアは日本につぐ世界で二番目の長寿国。四季があり、季節ごとの豊かな食材に恵まれていて、

調理法も素材を活かしたシンプルなものが多いのが特徴です。

何よりも「マンマ(お母さん)の味」と言われるだけあり、

どの料理にもその家のお母さんの愛情がたっぷり含まれています。

イタリア流に、手作りの美味しいお料理とワインで家族や仲間と楽しい食卓を囲んでほしい…。

そんな思いで続けてきた料理教室ですが、

これからは「体にいい」をプラスして、さらに魅力のある教室にしていきたいと思います。

 

小山久美子さんの情報はこちらです
◇HP→http://blisstable.jp
◇FB→https://m.facebook.com/kumiko.koyama.750
◇BLOG→http://s.ameblo.jp/blisstable/

12495117_1345732158787042_9016525379346366007_n12670357_1345732155453709_4805275627993387567_n