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美しい人は油を抜かない ~コラム No.13~

 

 

 

~美しい人は油を抜かない~

 

こんにちは
認定トレーナーの石井かおりです。

 

あなたは油を摂っていますか。
サラダにはノンオイルドレッシングが定番、揚げ物は食べないなどと油抜きの食事をしていると、女性としての魅力が低下してしまいます。
油を味方につけて美しさアップです。

 

1.油は必要なものです

2.油の役割
3.良い油とは
4.良い油の摂り方

 

 

 

 

1.油は必要なものです

 

油に対してはどんなイメージを持っていますか。
カロリーが高くて太る、健康に良くなさそうなど、マイナスイメージでしょうか。
ともすると悪者にされがちな油ですが、私たちの体に欠かせない大切な三大栄養素の一つです。
三大栄養素といえば、糖質・たんぱく質・脂質私たちは油を摂ることで、体に必要な脂質を摂り入れています。

美しくなるためには、油は敵ではありません。むしろ美しさアップのための大切な味方として必要なものなのです。

 

 

 

 

 

2.油の役割

 

大切な栄養素である油。油は、私たちの体でどんな働きをしているのでしょうか。

女性としての魅力を作り出している女性ホルモンは油です。
一般的に更年期になると女性ホルモンの分泌が低下するため、心身ともに様々なトラブルがでてくるようになります。
油をきちんと摂ることで、そのようなトラブルの緩和につなげることができます。

 

 

 

 

ダイエットのために油を抜いた食事を続け、肌荒れに悩んだという経験はありませんか。
油は細胞膜や皮脂の形成に欠かせないものであり、トラブル知らずのお肌のためには、とても大切です。


また、お肌に良いものはお通じにも良いもの。実は、お通じを整えるためにも油が大切な役割を果たしています。
食物繊維ばかりたくさん摂っても、お通じは改善されないのです。

そして、心も含めて体の機能の司令塔である脳は、なんと半分以上が脂質でできています。

 

 

 

3.良い油とは

 

油を味方につけるために重要なことは「良質な油」を摂るということです。
女性ホルモンや脳、お肌(細胞)の形成に欠かせないものなのですから、どのような油でもよいというわけではありません。「良質な油」とは一体どのような油のことなのでしょうか。

 

 

 

油は、働きの違いで「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の2つに大別されます。
「良質な油」とは、基本的に「オメガ3脂肪酸を含む不飽和脂肪酸」のことです。
魚に含まれているDHAやEPA、植物性の油です。次のような食べ物から摂ることができます。

 

・DHAやEPAが豊富なサバ、イワシ、サンマなどの青魚、魚卵
・α-リノレン酸を含むアマニ油、エゴマ油
・クルミ、栗などのナッツ類
・種ごと食べられるイチゴやキウイ

 

 

 

4.良い油の摂り方

 

オメガ3脂肪酸は熱に弱いため、できれば生で摂るようにします。
魚であれば、お刺身やお寿司などがおすすめです。
また、アマニ油・エゴマ油も加熱せず、サラダにかける、お味噌汁に数滴たらすなど、調味料のように使いましょう。


注意するのは、これらの油は劣化しないうちにいい状態で摂ること。
開封したら冷蔵庫に保管して、1本を1.5か月程度で使い切るのが目安です。
ナッツ類はサラダのトッピングにするなど工夫して美味しくいただきます。

 

油の摂り方のポイントは、「酸化した油は避けて、できるだけ新鮮な油を摂ること」です。
あまり良くない油を摂ってしまったら、その分「良質の油」を摂るようにします。

 

 

 


女性ホルモンや脳、お肌(細胞)の形成に欠かせない油。
美しい人は油を味方にしています。
「良質の油」を日々の食事にしっかり摂り入れて、あなたの美しさに磨きをかけましょう。

 

 

 

 


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講座日程をご確認の上、ぜひご参加くださいませ。

 

 

 

 

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石井かおり(いしいかおり)

第2期認定トレーナー
認定講師(担当講座:1Dayベーシック講座)
主な活動エリア:横浜・東京

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